脱井蛙ブログ

教職を志す地方公立大学の学生が教育含めた様々なことを発信するブログです

vs 学習指導案

自分が経験していても、やるもんだと教えられても、その「当たり前」と考えるものに意味はあるのか、一歩立ち止まって考え直すことを忘れてはならないと思いブログも書いています。今回は学習指導案についてです。 苛まれる実習生 教育実習生は必ず学習指導…

作文のこれから

以前は非難轟々の原稿用紙について触れました。今回はその原稿用紙を用いる「作文」について述べていきます。 学校の作文といえば、読書感想文と行事作文の二大巨頭を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。とりわけ記憶に残っている後者に焦点を当てて…

教育基本法を考える②

前回に引き続き今回も教育基本法と実際の学校現場とを比較しつつ論を進めていきたいと思います。 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学が困難な者に対して、奨学の措置を講じなければならない。 上記は 教育基本法第1章 …

歪な古文暗誦文化

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり これが平家物語の冒頭だと分かる・覚えていることに、なんの意味がありますか?今回は古典の思考停止ともいえる暗誦文化についてです。 覚えて何になるのか 中学で平家物語の冒頭や「月日は百代の過客にして」と奥の細…

教育基本法を考える①

教育基本法の条文と今現在学校が抱える課題等とを比較しつつ、私なりの考えを5回(あくまで予定。変更する可能性あり)に分けて述べていきたいと思います。 教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身とも…

言葉で表現することの危うさ

前回のブログでedcampに参加した旨やedcampを通じたネクストアクションについてお話しました。 今回はedcampである公立学校の先生がおっしゃられていたワードをもとに私なりの考えを述べていきます。 言葉で表現することで分かりやすくなることも多くあるが…

読書感想文の是非2 (廃止論)

読書感想文が何のためにあるのか、私ははっきりと理解できたためしがありません。好きという人に出会ったこともないし、良さと狙いを説明した上で課してきた先生もいません。自分が教壇に立つ時も希望制にしたいと思っています。 理由は3つです。 文章を書…

読書感想文の是非1

みなさんは読書感想文を覚えていますか。夏休みの課題としてこなした記憶が多くの方にあるのではないでしょうか。『ライ麦畑でつかまえて』『アルジャーノンに花束を』といった代表的な課題図書から自由図書まで「自由に」書き記すあの感想文です。 1955年か…

これから30日で行っていくこと

1/15(日)に御茶ノ水にあるデジタルハリウッド大学で行われた「edcamp 東京」に参加してきました。 edcampとは? edcampは従来のセミナーや研修とは異なり、参加者が主体となってテーマ決めやセッションにおけるファシリテイトを行う、というイベントになりま…

大学全入時代に大学を考える②

「大学全入時代に大学を考える①」では留学・学生団体設立だけでは希少性を得ることが困難になってきた、という私の考えを述べました。 では、どうすれば良いのか?という問いに対する私なりの答えをここでは述べていきます。 アクションだけでは意味がない …

ポエムは楽だが役に立たない

ここでいうポエムは、詩ではありません。「口から発して・耳で聞いて心地よいけど具体性は皆無な言葉」を指しています。今回はポエムが大好きな人への問題提起と自戒を込めて書きました。 昨日はedcampTokyoに参加してきました。まだまだシワの少ない脳みそ…

大学全入時代に大学を考える①

今現在、4年制大学への進学率が50%を超え、専門学校・短期大学等を合わせた高等教育機関への進学率は70%を超えています。 その一方で毎年のように定員割れとなっている大学もあり、いわゆるFラン大学と呼ばれる大学が乱立しています。 このような現状を鑑み…

原稿用紙の憂鬱

原稿用紙が 批判の雨に打たれている!!!!! 最近至る所で「原稿用紙いる?いらないよね?いらないわ。」という否定的意見を見聞きします。批判の雨でびしょ濡れのボロ雑巾状態です。 そういった意見を見るたび、原稿用紙は使い方次第ではないだろうかとい…

このブログについて

このブログは一介の大学生が なんやかんや考えたことを徒然なるままに 書き綴っていくブログです。 ご意見等バシバシお願いします!