脱井蛙ブログ

教職を志す地方公立大学の学生が教育含めた様々なことを発信するブログです

このままの教職課程で良いのか?

 

こんにちは。

 

ブログを始めて早2週間弱。

 

毎回
沢山のいいね!を下さることで
こんなにも沢山の人に見ていただいているからこそ
半端な文章じゃあかんな、と思い
僕なりに何度も加筆修正を繰り返しつつあと残り2週間強
突っ走っていきたいなと思います。

 

今回は少し過激なタイトルからも分かる通り
教職課程に籍を置いている身として


このままの教職課程で良いのか?


と僕が感じたことをもとに教職課程に対する

問題提起を中心に述べていきたいと思います。

 

先に述べておきますが
これから述べることはあくまで
僕が個人的に感じたことをもとに

問題提起をしているに過ぎないので

教職課程そのものを批判しているのではない、
ということを念頭に置いていただけると幸いです。

 

年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、
多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や
学業の機能に支障をきたすものである。
また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、
中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。

 

いきなり気難しい文章が出てきて混乱される方も
いらっしゃると思いますが


これは手元にある教員採用試験対策テキストにある
ADHD(注意欠陥多動性障害)の説明になります。

 

この文章を読んでいただいても分かる通り
教職課程ではADHDを含めた教師になる上で必須となる様々なことに関する
【知識】を学びます。

 

この【知識】を持って教職課程の学生は
教師になっていくわけですが
この【知識】だけで果たしてADHDを含めた
様々なバックグラウンドを抱える生徒に対して
適切な対応をとることは出来るのでしょうか。

 

確かに【知識】は無いよりかはあった方が良いと思います。

 

ただ
この【知識】のみでADHDを含めた様々な
バックグラウンドを抱えた生徒に適切な対応をしていくことは至難の技と言えるのではないでしょうか。

 

このことを僕が痛感したのは
塾の講師としてADHDの疑いがある生徒の指導をした時でした。

 

この生徒は


・手遊びが絶えない
・宿題をまずやってこない
・話をする時に目の焦点が合っていない


などといったような症状が見られ
正直どのような対応をしていけば良いのか、

そのことに気付いた当時は完全に手探り状態でした。

 

ただ
様々なバックグラウンドを抱えた方々とお話をさせていただく中で
本当に何となくではありますが
この生徒に対してどのようなことを
していけば良いのか、が見えてきたような気がしています。

 

この経験から、僕自身は
【知識】のみの脆弱さを痛感しました。

ただ


「【知識】のみの脆弱さを理解し
そのうえで経験・体験をもっとしよう!」


と言っても具体的に何をすれば良いのか正直分からないと思います。


僕も
具体的に何をすれば良いのか、
という問いにはっきりとした答えを出すことは現時点では出来ません。

 

ただ

【知識】のみの脆弱さを理解する

だけでもかなり変わってくるものはあるのではないでしょうか。