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脱井蛙ブログ

教職を志す地方公立大学の学生が教育含めた様々なことを発信するブログです

「これからどうするのか」?

 

こんにちは。

 

連日ワイドショーや紙面上を
賑わせている姫路市
認定こども園に関して
僕が感じたことを絡めて


これおかしいんとちゃうか?


と思うことを今日は述べていきます。

先日Facebookで述べたことと

重複することがあるかと思いますが

お許しいただければと思います...。

 

まず
姫路市認定こども園に於いて

 

・定員を超える子どもを受け入れていたにも関わらず給食は定員分のみの注文で子ども一人あたりの給食が著しく少なかった
・保育士が遅刻をすると罰金という形でペナルティを課せられていた

 

上記の2点が主に問題だとして
取り上げられていることと思います。

 

子どもの基本的人権を冒涜している
由々しき問題であることには
変わりありませんし
決して見過ごすことは出来ないと思います。

 

ただこの問題は
認定こども園の認定を取り消せば
一件落着する話なのでしょうか。

 

もし仮に
この認定子ども園を潰してしまうことが目的なのであれば
認定を取り消すことで目的は達成されやすくなるでしょう。

 

しかし目的はそこではないはずです。

 

目的は
このような劣悪な環境に子どもが
そして保育士が
置かれることのないようにすること

ではないでしょうか。

 

この目的を達成する為には
認定を取り消す!
と目に見えやすい事だけに取り組んで
はい、おしまい。
とするのではなくて
子ども一人ひとりの基本的人権が遵守され
子ども一人ひとりが安全、安心に暮らせるような環境を構築し
且つ
その子どもの成長をサポートする
保育士の待遇を改善すること
がすべき事なのではないでしょうか。

 

今読んでいる『幸せになる勇気』
からの引用になりますが

われわれが語り合うべきは、まさにこの一点、「これからどうするか」なのです。「悪いあの人」などいらない。「かわいそうなわたし」も必要ない。

 

アドラー心理学に基づいた

カウンセリングを行う際

「悪いあの人」
「かわいそうなわたし」
「これからどうするのか」
の言葉が各面に書かれた
三角柱を相談者に渡し
これから何を話すのか、相談者自身に決定させるそうです。


そうすると
殆どの相談者は
「これからどうするのか」の面を選択し
「これからどうするのか」について
話し始めるようです。

 

この問題に関しても
「悪いあの人」(認定こども園)
「かわいそうなわたし」(子ども、保護者)
について幾ら述べても
現状は何も変わりません。

 

大切なのは
「これからどうするのか」
だと思います。

 

そう考えると
姫路市認定こども園の問題にしても
百条委員会にしても

 

「これからどうするのか」

 

という視点が抜け落ちているような
気がしてなりません。

 

限られた時間、資源の中で
「悪いあの人」や「かわいそうなわたし」を述べるのではなく


「これからどうするのか」

 

に重きを置く重要性を今一度認識
する必要があると強く感じました。